スマホスクール上級編
ブランディング編
目次
1.Canvaでブランディング
Canvaとは何でしょう? ……………………………
なぜブランディングが必要か ………………………
完成モデルサンプル …………………………………なぜCanvaなのか ……………………………………
①屋号を決めましょう ………………………………
②ロゴを決めましょう ……………………………… ③ウェブサイトを作りましょう ……………………
ビジュアルアイデンティティ…………………④独自ドメインの取得 ………………………………
⑤ビジネスメールアドレス …………………………
⑥名刺を作りましょう ………………………………
まとめ …………………………………………………
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Canvaでブランディング
Canvaでブランディング
Canvaとは何でしょう?
Canvaとは、誰でも簡単にデザインを作成できるオンラインツールです。
グラフィックデザインの専門知識がない人でも、webデザイン、プレゼンテーション、チラシやポスター、SNS投稿画像などを手軽に作成できるように設計されています。
Canvaには、数多くのテンプレート、画像、フォントなどが用意されており、これらを使ってデザインをカスタマイズすることができます。
無料版でも数百万の素材が用意されているところも人気の理由であり、有料版だと更に多くの素材や機能を使用できます。
Canvaでブランディング
なぜブランディングが必要か
生徒を集め、リピーターを増やすには、ブランディングが不可欠です。ブランディングがしっかりとできていると、信頼感を持ってもらうことができます。
さらに、他のスクールと差別化を図ることで生徒が安心して選択しやすくなります。
また、講師の個性やスクールの理念に共感する生徒が増えることで、口コミや紹介を通じて新しい生徒を引き寄せることができます。ブランドが確立すれば、一貫して高品質な学びが期待でき、リピーターの増加にもつながるのです。
Canvaでブランディング
完成モデルサンプル
ブランディングに必要なものは以下の通り
①屋号
②ロゴ
③ウェブサイト
④ウェブドメイン
⑤ビジネスメールアドレス
⑥名刺
①
②
③④
⑤
⑥
Canvaはこれらをすべて一つのプラットフォームで作成することができるため、
これからブランディングを始めたい方におすすめです。
Canvaでブランディング
なぜCanvaなのか
Canvaが他のデザインツールと比べて優れている点をご紹介します。
・直感的な操作
Canvaはドラッグ&ドロップの操作が中心で、デザイン初心者でも簡単に扱えます。専門的な知識が不要で、すぐに美しいデザインを作ることができます。
・多くのテンプレート
名刺、プレゼン資料、SNS投稿、webサイトなど多彩なテンプレートがあらかじめ用意されており、それをカスタマイズするだけでプロ並みのデザインが可能です。
なぜCanvaなのか
・有料プランでの追加機能
無料プランでも数多くのテンプレートやフォントを利用できますが、有料プランでは、プロフェッショナル向けにブランドキット機能、チームコラボレーション、さらに多くのテンプレートやシステムなどが利用できる点も強みです。
・クラウドベースでいつでもどこでも作業
デザインは全てクラウドに保存されるため、インターネットさえあればどこからでもアクセスできます。そして、パソコン、タブレット、スマートフォンから簡単にアクセスでき、場所やデバイスに縛られない作業環境を提供します。
なぜCanvaなのか
・SEOとカスタムドメイン対応のWebサイト作成
他の簡易Webサイト作成ツールと比べても、CanvaはSEOに対応し、カスタムドメインの設定も可能です。
SEOとは(Search Engine Optimization)の略で
検索エンジン最適化という意味であり、Webサイトやコンテンツが検索エンジンの結果ページ(Googleなど)で上位に表示されるようにするための技術のことです。
また、Webサイトのデザインと他のブランド要素(名刺やプレゼン資料など)が完全に統一されているため、ブランド全体の一貫性を確保できます。
なぜCanvaなのか
・チームでのコラボレーション
Canvaの優秀な機能の一つが共同編集機能です。
編集リンクを送ることで、複数人で同時にデザインを編集することができます。
そのため、チームでプロジェクトを進める場合もスムーズに作業が可能です。
オンライン上で一緒に作業をできるので、フィードバックがすぐに反映され、コミュニケーションコストを下げながら高品質なデザインを効率的に作成できます。
これらの利点により、ブランディングのためにはCanvaの使用が適していると言えます。
Canvaでブランディング
①屋号を決めましょう
個人で活動する場合、個人名でも活動は可能です。しかし、屋号を持つことで事業のブランディングや認知度の向上に繋がるため、個人事業主にとって屋号は非常に重要です。
屋号を決める際に大事なポイントとして、
・覚えやすさ
・事業内容との関連性
・商標権の確認
・ドメイン名取得の可能性
・意味や響き
・将来性 などがあります。
これらを総合的に考えて、自分の事業にふさわしい屋号を決めると良いでしょう。
Canvaでブランディング
②ロゴを決めましょう
屋号の次に、ロゴマークを決めましょう。
ロゴマークはブランドやビジネスの顔とも言える存在なので、慎重に設計することが大切です。
ロゴマークを決める際のポイントは色々ありますが
1. シンプルさ: 覚えやすさと使いやすさが最優先。
2. 独自性: 競合との差別化はブランドの基盤。
3. 多用途性: どの媒体でも使える柔軟性が必要。
まずはシンプルで独自性のあるデザインを優先し、その後に色や多用途性を調整するのが効果的です。
印刷した際、縮小した際に綺麗に見えるように意識して決めると良いでしょう。
Canvaでブランディング
③Webサイトを作りましょう
屋号が決まったらWebサイトを作りましょう。
Webサイトはブランディングにおいて非常に重要な役割を果たします。
1. 第一印象を与える場として信頼性を強化。
2. ブランドの一貫性を維持し、認知度を高める。
3. 情報提供とブランド価値を伝える。
4. 信頼性を向上させ、顧客の安心感を得る。
5. SEOによる露出で新規顧客を獲得。
6. 顧客との接点を増やし、リピーターを育成。
このように、Webサイトはブランドの認知向上と
信頼構築に大きく貢献します。
Webサイトを作りましょう
ビジュアルアイデンティティ
ビジュアルアイデンティティとは、
ブランドや企業が外部に向けて視覚的に伝える一貫したイメージのことを指します。
これには、ロゴ、色使い、フォント、デザイン要素、写真やイラストのスタイルなど、ブランドが人々にどのように見られるかを左右する視覚的要素全般が含まれます。
ビジュアルアイデンティティは、ブランドの認識を強化し、顧客に対して一貫したメッセージを届けるために非常に重要です。具体的には次のような要素が含まれます。
ビジュアルアイデンティティ
カラーパレット
カラーパレットはブランドに使われる色のセットです。3〜4色程度に制限し、
メインカラー、サブカラー、アクセントカラーを
設定します。
過剰に多くの色を使うと、デザインが混乱し、
統一感が損なわれますので注意しましょう。
更に、Webサイトやプロモーション素材においては、自分の好みだけで決めるのではなく、
色の組み合わせが視認性を損なわないようにすることが重要です。
文字と背景色のコントラストをしっかり保ち、
読みやすさに配慮しましょう。
ビジュアルアイデンティティ
1. メインカラー
ブランドのイメージや象徴となる色。
ロゴやウェブサイトの背景、名刺など、ブランド全体で最もよく使われる色。
• 例: コカ・コーラの赤やフェイスブックの青
2. サブカラー
メインカラーを補完し、デザイン全体にバランスを与える色。
• 例: メインカラーが青なら、落ち着いた緑やグレーなど
3. アクセントカラー
特に目立たせたい部分に使用し、注目を集めるための色。
・例:ウェブサイトで「今すぐ購入」ボタンが赤やオレンジで強調されている
これらをバランス良く使うと、視覚的に魅力的なデザインになります。
ビジュアルアイデンティティ
brand
brand
brand
brand
brand
brand
フォントのビジュアルアイデンティティ
文字のデザインやスタイルによって、フォーマル、カジュアル、クリエイティブなどの印象を表現できます。
複数のフォントを使わず、1〜2種類のフォントを一貫して使用しましょう。見出し用と本文用に異なるフォントを選ぶ場合も、組み合わせがシンプルで読みやすいものを選ぶと良いでしょう。
Webサイトの場合は16px〜18pxにすると、パソコンやスマートフォンの両方で読みやすいサイズです。モバイルデバイスでは少し大きめ(18px程度)にすると、視認性が向上します。
Canvaでブランディング
④独自ドメインの取得
独自ドメインの取得は、ブランディングにおいて非常に重要な要素です。
独自ドメインは、単にWebサイトのアドレスを提供するだけではなく、ブランドの信頼性や認知度、専門性を向上させる役割を果たします。
独自ドメインを使用すると、検索エンジン(Googleなど)において、信頼できるサイトと見なされやすくなり、検索順位が向上する可能性があります。
Canvaでは独自ドメインも簡単な手順で取得することが可能です。
Canvaでブランディング
⑤ビジネスメールアドレス
独自ドメインを持つことで、info@mma.comのようなビジネスメールアドレスを持つことができます。
企業名やブランド名を含むメールアドレスを使用することで、無料のメールアドレスを利用するよりも、顧客やパートナーにプロフェッショナルな印象を与えることができます。
スパムや詐欺メールのような印象を避けるためにも効果的です。
公式なメールアドレスを使用することで、顧客はそのメールが信頼できる企業からのものだと感じやすくなります。
Canvaでブランディング
⑥名刺を作りましょう
名刺は、ブランディングにおいて非常に重要な役割を果たします。洗練されたデザインや情報がしっかりと記載された名刺は、相手に信頼感を与えます。物理的に手元に残るため、後で見返しやすく、思い出してもらうためのきっかけにもなります。
屋号、ロゴ、ウェブサイト、カスタムドメイン、ビジネスメールアドレスを取得したら、それらの情報を名刺に記載しましょう。シンプルでプロフェッショナルなデザインを心掛け、ブランディングを完成させることを目指しましょう。
Canvaでブランディング
まとめ
屋号・ロゴ・Webサイト
カスタムドメイン
ビジネスメールアドレス・名刺
これらの全ての工程にCanvaを活用することで、ブランディングに必要な全ての要素を手軽に一貫して作成することができます。
ロゴ、Webサイト、名刺などのテンプレートが豊富に用意されているため、専門のデザイナーを雇うことなく、低コストでプロフェッショナルな印象を与えるデザインが実現できるのです。